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広仁会会長から皆さまへ

  • このたび、第18代広仁会会長を拝命いたしました、昭和56年卒の原田 昭(整形外科)です。伝統ある広仁会の舵取りを任され、その責任の重さを痛感するとともに、この歴史ある会のさらなる発展と未来の創造に向けて、大きな使命感を抱いております。
    広仁会は、昭和30年(1955年)に広島大学医学部医学科の卒業生によって設立され、今年で創立70周年を迎えます。加えて、広島大学医学部も創立80周年を迎える節目の年にあたり、まさに記念すべき時となりました。光り輝く100年を目指して、広仁会は今後も会員、役員、事務局が一丸となって歩んでまいります。皆さまにおかれましては、引き続き温かいご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
    先代・小林前会長が掲げられた「魅力ある、楽しい、応援したくなる同窓会」を理念に、伝統を重んじつつも、時代にふさわしい広仁会の形を皆さまと共に築いてまいります。
      
    ■今後のビジョン
    1.医学部創設の精神の継承
    昭和20年8月5日に1期生が高林坊に奇跡的に疎開し、その後被爆地広島で救護活動を行った精神は、広島大学医学部・広仁会の原点です。平和に貢献する医療人としての在り方を啓発し、次世代へ受け継いでいきます。
    2.学生・研修医への支援強化
    柔軟かつ積極的な姿勢で若い世代と向き合い、最新の医療知見や大学の情報を提供するとともに、入会率の向上を目指します。
    3.世代を超えたつながりの構築
    「何歳になっても楽しめる」「仕事が圧倒的にしやすくなる」「若手にとって最高の経験ができる」同窓会づくりに努めます。

    ビジョン達成に向けたアクション案の一部です。よいアイデアがあればお教えいただければと思います。
    • SNS(Instagram等)を活用し、若年層との接点を強化
    • 創立70周年を記念した広仁会紹介動画を制作
    • 入会後の明確な活動ロードマップを提示
    • 広島大学医学部の実績(論文閲覧数全国トップ10、中四国1位の臨床研究中核病院認定等)の発信
    • 多様な働き方(勤務医・研究者・女性医師など)に対応した会員支援の充実

    ■今後の取り組み
    従来の「会員継続率向上」「再入会促進」「新規会員獲得」に加え、財政基盤の強化や業務のDX化にも取り組んでまいります。クラス会や各地区支部の開催を積極的に支援いたします。すべての世代の会員が「参加したくなる」「関わって良かった」と思える、魅力ある場の創出を目指します。
    広仁会が会員同士の絆を深めると同時に、広島大学医学部の未来を力強く支える存在となれるよう、一歩ずつ着実に歩みを進めてまいります。引き続き、ご支援とご参加を心よりお願い申し上げます。

    令和7年6月記

    第18代広仁会会長
    原田 昭(昭和56年卒)